えんぴつ、絵本、おもちゃ、コップ、ブロック、ボタン・・・。
なんでもかんでも「黄色」に強い興味を持ち、迷いなく真っ先に手に取る1歳半の男の子がいた。
そこまで魅力的に見えている理由は何だろう?この強いこだわりの源は何なのだろう。
ふと、キイロという色の魅力について改めて思いを巡らせてみた。
黄色は、色の三原色の一つであり、光や太陽のイメージを与える有彩色の中でも最も明るいと定義される色。
16進表記では「#FFD400」と表現されるらしい。
絵画でも太陽はしばしば黄色で描かれ、道路の信号では「青」と「赤」の狭間にあり、曖昧であると同時に余白を演出する重要な役割。
黄色をラッキーカラーと定める国もあるとか。
書籍やグラフィックデザインなどでは差し色としてよく用いられ、
実はどんな色にも合わせやすいという特徴もある。思い返してみると、黒、白、青、赤、グレー等のどれとも合性が良い。
一方で人々に注意喚起を促すという意味合いで、工事看板、駅のホーム、危険物注意といった用途にも使われる。
点字ブロックも黄色だ。多くの機能的な側面も併せ持つことにも気づく。
・・・普段、無意識に触れているキイロがどんどん魅力的なものに見えてきた。
そこにもう1つ何かをプラスしてみる。"i"を1つ追加してみる。
キーロ。全く新たな言葉が誕生する。
大倉 皓平 | KOHEI OKURA
PR DIRECTOR / CEO
株式会社電通パブリックリレーションズにて、ホテルオークラ東京、ウェスティンホテル仙台、アコーディア・ゴルフ、HONDA、KUMONなどを担当する。2011年に同社を退職し、世界をめぐる旅へ。
2012年より、中米グアテマラ共和国にてゲストハウス「Casa MentaAntigua」とオーガニックレストラン「Origami Antigua Guatemala」を立ち上げ、2017年まで運営。
2018年、日本へ帰国し株式会社Ginger&Companyを設立、ジンジャーシロップブランドをローンチさせる。
兼業として広報PRの企画ディレクションを中心に「青山ファーマーズマーケット」や「K5」に関わる。
その他、主なプロジェクト経歴は以下のとおり。
・青山ファーマーズマーケット運営事務局(企業プロモーションのディレクション)
・クラフトジンイベント「Juniper Tokyo」企画運営及び広報PR業務
・日本橋兜町「K5」広報PR業務、コンテンツ企画
・「THE TOBACCO」開業時の広報PR業務
・平和不動産「日本橋兜町再活性化プロジェクト」広報PR業務
・「OmnipollosTokyo」開業時の広報PR業務
・新商品プロジェクト「MONOLITH」のブランドローンチPR(メディア説明会)
・旅館「Azumi Setoda」開業時の広報PR業務
・瀬戸田「しおまち商店街」活性化プロジェクトの広報PR業務
・日本橋兜町ウェブマガジン「Kontext」編集
・セカンドホームのサブスクリプション「SANU」広報PR業務
・日本生産者食堂「KABEAT」オープニング広報PR業務
・直島旅館「ろ霞」広報PR業務